風邪予防の4原則

手洗い 保温 水分補給 口腔ケア

インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症は重症の風邪です。

風邪はウイルスに感染して発症します。ウイルスによって傷ついた粘膜に細菌が付いて炎症が更にひどくなって行く…という流れです。

麻疹、風疹、おたふ風邪ウイルスほどではないですが、一部の型では水痘レベルの飛沫感染ともいわれております。

多くは手から物、物を触った人の手を介して感染していきます。

マスクは、咳をした時の飛散を最小限にするためのもので、ウイルスの侵入を許してしまい完全予防にはなりませんが飛沫距離、範囲を小さくすることができます。

ですから、手洗いは、とても大切です。

保温は、体温が下がると気道の腺毛運動がゆっくりになり、防御機能が低下してしまうからです。

夏季でも、寝る直前に半袖に長袖を羽織り、長ズボンに着替えて寝て下さい。露出部が多いと体温を一定に保ちにくく熟睡が出来ません。

就寝中は体を動かしませんから、筋肉からの熱が発せられず、体温は少し下がることにより、免疫力は下がると言われております。

エアコンは枕もとの温度が、25℃から26℃になるように調節してください。

夏季に窓を開けて寝ることは可能な限り避けて下さい。できれば寝ている間エアコンは付けたいものです。

エアコンが無く扇風機を使用する場合、直接体に風が当たらないように注意してください。

水分補給は、気道粘膜の潤いを保つ(保湿)のためにも大切です。

乾燥してむき出しになった粘膜細胞には、ウイルスが侵入しやすいのです。

こまめに一口、二口ずつ水分をとることを心がけましょう。

お休み前の歯磨きと口腔内の手入れはお忘れなく!

 

 

 

 



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