鼻出血は

鼻出血は、鼻炎が原因で鼻の粘膜の炎症が進んで血管がむき出しになり、
傷ついた血管から出血している状態です。

出血している場所がわかれば、止血処置が早く出来ますので、なるべく出血している時に来院するようにしてください。
時々少量ずつ出血する場合は、鼻炎の治療が主ですので、早めの来院をおすすめ致します。

炎症が進み粘膜がただれてしまうと、指でさわったり、わずかな刺激で出血するようになります。処置のときの鼻水を吸引する器具でも簡単に出血するようになってしまいます。
原因の多くは鼻炎ですので治療をすれば出血もしなくなります。
まれに、血液の病気が見つかることはありますが、検査で確認することができます。

止まらない時は『鼻血程度…』と軽く考えないようにして下さい。

  • 鼻出血がそのうち止まるでしょうと、長時間様子を見ないでください。
  • ティシュを鼻につめこまないでください。
  • ティシュで鼻の下から受けるように包み込み、人差し指と親指で鼻の両側の膨らんでいる部分をつまみます。
  • 呼吸は口でゆっくりと。
  • 座ってあごを引いて、やや下を向く感じです。
  • のどに血液が落ちてきたら、飲み込まないで吐き出してください。
  • 鼻は指で押さえ続けてください(最低でも5分)。